働くADHDの日常

上司と親しい同僚にオープンにしながら医療従事者やってます。コンサータ内服中。

仕事について

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看護師をしてます。
不注意優勢型のADHDですが。
コミュニケーション苦手ですが。

大きな問題も起こさず、今日まで来ました。

多分、自分で自分を信じていないので
何度も何度も確認したり見直したりすることで
間違いなくきたのだと思います。
「一緒に確認してください」
「メモするのでちょっと待ってください」
「内容をもう一度確認していいですか」

わたしがよく使うことば。

ミスをしたことのない看護師など、
世の中には一人もいないと思います。

時々、何でここまで仕事を続けてこられたのか
考えることがあります。

間違えたら言い訳せずに素直に謝ること、
手伝ってもらったら感謝すること
頼まれたら断らないこと
例えそれが年長者であろうと新人であろうと
関係なく。

自分の方が年上だからどうとか
年下なのに敬語じゃないとか
あの人と夜勤憂鬱だとか

そんなこだわりは、普通の脳に生まれた人だけで
やってください…

今日いちにち、大切な患者さんを安全に看ることができる
私には何より大事。
それを常に忘れなければ、
自分なりにADHDの特性をカバーする
仕事のやり方は自ずと見えてくる。

一番はこの仕事が好きだから。

今年に入って、上司に発達障害の事を話した。
同僚にも公表すべきか相談したら

「そんなこと公表したら、ここでは働けなくなるよ」

と言われた。
仕事が仕事だけに、上司の意見はもっともだと思う。
私のことを思って言ってくれたのだと思う。

働けるよ。
むしろ、発達障害の私が安全に働けている
この環境を、上司は誇っていいくらいですよ
と思った。